Column コラム
空気清浄機で快適な空間を作ろう!
選び方と使い方のコツ
お部屋の空気をきれいに保ち、
快適に過ごす手助けをしてくれる空気清浄機。
花粉やPM2.5といった有害物質対策
としても注目を集めています。
しかし、空気清浄機は各メーカーから
さまざまなモデルが販売されています。
いざ購入しようとしても、
どれを選べば良いのか
悩んでしまうかもしれません。
ここでは、空気清浄機の選び方や
上手な使い方の例をご紹介します。

01 | 空気清浄機を使う効果は?
空気清浄機には、花粉やほこり、PM2.5、
ウイルス、ペットのにおい、たばこ臭などで
汚れた空気をきれいにする効果があります。
空気清浄機の周囲を漂う
有害物質や臭いの原因を吸い取ることで、
花粉症の症状を和らげたり、
嫌な臭いを軽減したりすることが可能です。
ただし、空気清浄機に
室外の空気を取り入れる効果はありません。
空気清浄機を動かしている間も、
定期的に窓を開けて換気することが大切です。

02 | 空気清浄機で空気がきれいになる仕組み
空気清浄機が
お部屋の空気をきれいにする仕組みは、
モデルごとに異なります。
一般的な空気清浄機の仕組みは、
ファン式・電気集じん式・イオン式の3種類です。
【ファン式】
吸引した空気をフィルターに通すことで、
空気中のごみや粒子を取り除きます。
本体サイズはコンパクトながら、
集じん性能に優れているモデルが多くあります。
商品によってはフィルター交換が必要です。
フィルター交換の時期の目安は商品ごとに異なり、
ランニングコストが高くなるケースもあります。
【電気集じん式】
空気中の粒子に電気を帯びさせることで、
帯電した金属板に吸着します。
目詰まりを起こしにくく、
性能が落ちにくいのがメリットです。
一方で、本体が大きく、お部屋によっては
設置場所に困ることも考えられます。
定期的なフィルター洗浄も欠かせないので、
お手入れの手間がかかる点も
デメリットといえるでしょう。
【イオン式】
空気中にイオンを放出し、イオンの力で
粒子の働きをなくすのがイオン式です。
稼働音が気になりにくく、
価格も比較的安価な
モデルが多い傾向にあります。
フィルター式の空気清浄機に比べて
時間当たりの集じん性能は低く、
脱臭も高い効果は期待できません。
機種によってはオゾンが過剰に発生し、
健康被害につながる
恐れがある点にも注意してください。

03 | 空気清浄機の選び方
空気清浄機は、各メーカーが
さまざまな商品を販売しています。
適当に選んでしまうと、空気清浄能力が低い、
不要な機能がついているなど、使いにくさを
感じることもあるため注意が必要です。
空気清浄機を購入する際は、
以下の点を確認しておきましょう。
空気清浄以外の機能
空気をきれいにする機能の他に、
加湿機能や除湿機能を搭載している
空気清浄機もあります。
加湿や除湿も一緒に行える
加湿空気清浄や除加湿空気清浄機を用意すれば、
加湿器や除湿器を
用意せずに済むのがメリットです。
ただし、内部の構造が複雑になる分、
お手入れの手間がかかりやすい傾向にあります。
1つの機能が故障しただけで
買い替えが必要になる可能性もあり、
高コストになってしまうのがデメリットです。
また、単機能のモデルよりも本体サイズが大きく、
空気清浄機としての性能は劣ります。
使用するお部屋の広さ
空気清浄機は、使用に適した空間の広さが
モデルごとに決まっています。
設置するお部屋の広さに適した
モデルを選ぶこともポイントです。
商品詳細に、
30分できれいにできる空間の広さを示す
「適用床面積」が記載されているため、
選ぶ際の参考にしてみてください。
記載の適用床面積が広いモデルほど、
高い空気清浄能力を期待できます。
時間をかけずに
お部屋の空気をきれいにしたい方は、
設置するお部屋の広さよりも、
適用床面積が広いモデルを選ぶのも良いでしょう。
本体のサイズやデザイン
設置したいスペースに
置けるサイズかどうかの確認も必要です。
適用床面積が広い空気清浄機ほど
本体サイズは大きくなる傾向にあります。
お部屋に圧迫感を出したくない時は、
コンパクトな空気清浄機を
用意するのがおすすめです。
また、
機器の周囲の空気をきれいにするという仕様上、
空気清浄機はお部屋の目立つ場所に
置きっぱなしにすることが多いです。
お部屋の雰囲気を壊さない
デザインかどうかも確認しておきましょう。
ランニングコスト
空気清浄機は設置したら終わり
というわけではありません。
使用するうえで、
電気代やフィルター交換などの
ランニングコストがかかります。
具体的な消費電力は
仕組みやスペックによって異なりますが、
空気清浄機は長時間使うことが多い機器です。
消費電力を確認し、どれくらいの電気代がかかるか
イメージをしておきましょう。
また、空気清浄機の性能を維持するには、
定期的なフィルター交換も必要です。
消費電力と同様に、
空気清浄機によって詳細は異なり異なりますが、
フィルターの価格は数千円~1万円程度が
主流になっています。
フィルターの費用と交換頻度についても、
比較検討しておくと良いでしょう。
フィルターの性能
一般的な空気清浄機には、
大きなごみを捕集するプレフィルター、
花粉やほこりを捕集する集じんフィルター、
臭いを取り除く脱臭フィルターという
3つのフィルターが搭載されています。
モデルによって
搭載しているフィルターの種類や数、
取り除ける粒子の大きさが異なるので、
必ず確認しておきましょう。
近年は、
HEPAフィルターという高性能なフィルターを
多くの空気清浄機が搭載しています。
静音性や運転モードの種類もポイント
空気清浄機は、
基本的には24時間稼働させ続ける家電です。
寝室や書斎などの静かな環境に設置したい時は、
静音性もチェックしておくと安心です。
静音モードや弱モードなどを搭載していて、
状況に応じて運転を切り替えられる
モデルを選ぶと、稼働音を抑えやすくなります。
短時間でお部屋の空気をきれいにしたい方は、
ターボモードやお部屋の空気を
一気にきれいにするモードを搭載している
空気清浄機を選ぶのも良いでしょう。
ターボモードなどの音が気になる場合は、
外出時に使用することをおすすめします。

04 | 空気清浄機の上手な使い方
空気清浄機の効果を最大限発揮するには、
正しい方法で使うことが大切です。
空気清浄機の上手な使い方のコツを
ご紹介するので、参考にしてみてください。
お部屋に合わせて設置場所を変える
空気清浄機の効果を高めるには、
適切な場所に設置することが大切です。
例えば、
リビングやワンルームのお部屋なら真ん中、
寝室なら布団の足元に設置すると、
効率的に空気をきれいにできます。
大人よりも顔が低い位置になる
子どもが過ごすお部屋は、
床に近い位置に設置すると良いでしょう。
冷暖房と併用したい時は、
冷房時はエアコンがある壁側に、
暖房時はエアコンの対角線上に置くと、
空気が対流することで
効率的に空気をきれいにできます。
花粉対策で使いたい時は、
室内に花粉が入るのを防ぐために、
玄関近くに置くと良いでしょう。
床に落ちた花粉やほこりは
空気清浄機では吸い取れないので、
サーキュレーターを併用して空気の流れを作り、
花粉を床に落とさないようにするのも有効です。
また、吸気口をふさがないように、
他の家具や壁から適度に離して
設置することもポイントです。
スペースや間取りの問題で
壁際にしか置けない時は、吸気口が
前面にあるモデルを選ぶのも良いでしょう。
定期的に掃除を行う
空気清浄機は、フィルターや本体の底面に
汚れがたまりやすいです。
放置し続けると性能を発揮できなくなるため、
フィルター掃除や交換などのお手入れは
定期的に行う必要があります。
月に1回ほど、ブラシ付きの掃除機で
フィルターのほこりを吸い取るのが、
基本のお手入れ方法です。
本体にフィルターをつけたまま掃除できるものや、
取り出したフィルターを水洗いできるもの、
使い捨てするものなど、
具体的なお手入れ方法は
モデルによって変わるため、
購入時に確認しておきましょう。
フィルターの寿命が長いモデルなら、
交換の手間を軽減できます。
また、
加湿や除湿などの機能を搭載しているモデルは、
タンクのお手入れも欠かせません。
水を入れ替えやすいか、
タンクを洗いやすいかどうかも
確認することをおすすめします。

05 | 快適な空間作りに! リズムの空気清浄機
快適な空間を作りたい方は、リズムの空気清浄機を
活用してみてはいかがでしょうか。
ハンディファンで培った2重反転ファンを
採用することで、コンパクトなサイズ感を実現。
自由な風向き調整で空気を循環させ、
花粉やウイルスなどで汚れた空気を、
高性能静電HEPAフィルターを採用した
集じんフィルターと、
高性能活性炭脱臭フィルターを採用した
脱臭フィルターできれいにします。
また、大きなほこりがたまるプレフィルターは
本体につけたまま掃除機で吸うことが可能です。
ファンやグリルも取り外して
洗うことができるため、
お手入れの手間もかかりません。

06 | 空気がきれいで快適な環境を作ろう
空気清浄機は、有害物質を取り除いたり、
臭いを除去したりする効果が期待できる家電です。
お部屋を快適な空間に保ちたい方は
用意してみてはいかがでしょうか。
ただし、選び方や使い方を間違えると、
効果が十分に発揮されません。
お部屋の環境に適した空気清浄機を選び、
正しい方法で使用しましょう。

更新 2025.10.16
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