Column コラム
空気清浄機は定期的に掃除しよう!
正しいお手入れの方法
お部屋の空気をきれいに保つ役割を持つ
空気清浄機は、花粉症対策やにおい対策など、
さまざまな用途で使える便利な家電です。
ただし、空気清浄機が汚れていると、
空気をきれいにする効果が薄れてしまう
可能性があります。
空気清浄機の性能を十分に生かすには、
定期的に掃除することが大切です。
ここでは、空気清浄機の掃除が必要な理由や、
具体的なお手入れ方法の例をご紹介します。

01 | 空気清浄機はきれいに掃除しておこう
空気清浄機を動かし続けると、ほこりや粒子、
においなどをキャッチするフィルター部分には
汚れがたまっていきます。
汚れをそのまま放置し続けると
空気清浄能力が落ちてしまい、本来の性能を
発揮できなくなってしまうのです。
効率的に空気を取り込めなくなった結果、
消費電力が増える、
負荷が増して故障しやすくなる、
悪臭が発生する、ほこりが舞うなど、
さまざまなリスクの温床になり得ます。
空気清浄機の本来の性能を発揮させるためにも、
定期的に掃除を行い、きれいな状態を保つことが
大切です。
具体的なお手入れの方法は
機種によって異なります。
詳細は、空気清浄機の取扱説明書を
ご確認ください。

02 | 空気清浄機を掃除する頻度は?
前述のとおり、空気清浄機は掃除を怠ると
部品や外装が汚れて性能が落ちてしまいます。
上手に使うには、定期的な掃除が必須です。
機種によって
掃除を行う時期・頻度は異なりますが、
本体の外装は1カ月に1回、
汚れをキャッチするフィルターは
2週間に1回程度を目安に、
掃除を行いましょう。
また、加湿機能付きの空気清浄機は、
水が触れる部分に水垢やカビが
発生する恐れがあります。
タンクなどのパーツは、給水のたびに
簡単なお手入れを行うのがおすすめです。

03 | 【場所別】空気清浄機のお掃除方法
ここからは、
空気清浄機の具体的なお手入れ方法を
ご紹介します。
安全のために、必ず空気清浄機の電源を切り、
プラグをコンセントから抜いたうえで
掃除を開始してください。
前述のとおり、具体的なお手入れ方法は
機種ごとに異なります。
取扱説明書を参照しながら作業を行うことも
重要です。
掃除に必要な道具
空気清浄機の掃除を行う前に、
必要な道具をそろえておきましょう。
お手入れで使用する道具には、
以下のものが挙げられます。
・掃除機、ゴム手袋、バケツ(水を張れるもの)、
柔らかい布やブラシ、スポンジ、台所用中性洗剤
ほこりで床が汚れるのを防ぐために、
新聞紙のような敷き物もあると便利です。
加湿機能付きの空気清浄機は
水垢がつきやすいため、
本体がクエン酸洗浄に対応している場合は、
クエン酸も用意しておくことをおすすめします。
本体の外側や前面パネル
本体の電源を切ってプラグを抜き、
必要な道具を用意したら、
硬く絞った柔らかい布で本体外側の汚れを
拭き取っていきましょう。
本体前面にあるパネルやカバーは、
取り外せる機種が多いです。
取扱説明書の指示に従いパネルを取り外し、
柔らかい布で汚れを拭き取ると、
スムーズにお手入れを行えます。
汚れが気になる部分には、
水で薄めた中性洗剤を使うのが
おすすめです。洗剤を使った後は、
しっかりと絞った布で水拭きをしてから、
最後に乾拭きして仕上げてください。
空気清浄機の中には、グリルや羽根を外して、
内側の部分も掃除できるモデルもあります。
フィルターできれいになった
空気が汚れたグリルや羽根を通ると、
空気清浄機を使用する効果も薄れてしまいます。
外観だけでなく、細かな部分までお手入れできる
空気清浄機を用意するのがおすすめです。
フィルター
空気清浄機の中でも特に汚れやすいのが、
ほこりなどの汚れを捕まえる
フィルター部分です。
空気清浄機に搭載されているフィルターは、
大きなほこりをキャッチするプレフィルター、
細かな粒子をキャッチする
集じんフィルター(HEPAフィルター)、
においを吸着する脱臭フィルター
の3種類に分けられます。
フィルターの種類によって、
水洗いできるものやできないものなどの
種類があるため、掃除を行う前に、
必ず取扱説明書に記載の掃除方法を
確認しておきましょう。
空気清浄機のフィルター掃除の方法などは、
以下の記事も併せてご確認ください。
センサー部分
一部の空気清浄機には、
空気の汚れやにおいなどを感知するための
センサーが搭載されています。
センサー部分も、
定期的に柔らかい布で拭き掃除を行い、
ほこりを落としておきましょう。
加湿フィルター・トレー・タンク
加湿機能付きの空気清浄機の場合は、
加湿フィルターやトレー、
水を入れておくタンクなどの清掃も必須です。
いずれの部品も、
基本的には水洗いで汚れを落とします。
水垢が気になる時は、水にクエン酸を溶かして
作ったクエン酸水で、着け置き洗いするのが
効果的です。
加湿トレーの細かな部分は、
使い古しの歯ブラシなどで磨いていきましょう。
ただし、
クエン酸を使用できないパーツがあるなど、
具体的な洗い方は機種によって異なります。
詳細は、取扱説明書をご確認ください。

04 | 空気清浄機のお手入れを簡単にするコツ
空気清浄機の掃除は、
汚れが酷いと手間がかかるものです。
少しでもお手入れを簡単に済ませるために、
空気清浄機が汚れるのを防ぐ工夫を
行っておきましょう。
空気清浄機のお手入れを簡単に済ませる
コツを、3つご紹介します。
お部屋を清潔な状態に保つ
空気清浄機を設置している
お部屋そのものが汚れていると、
空気清浄機も汚れやすくなります。
定期的にお部屋を掃除して、
きれいな状態を保つことが大切です。
空気清浄機が吸い込むほこりの量を
減らすことで、お手入れを簡単にできます。
また、
空気清浄機は周囲の空気をきれいにする機器で、
室外の新しい空気を取り入れるものでは
ありません。空気清浄機を使用している時も、
適度に換気を行って新鮮な空気を
取り入れるようにしましょう。
使い捨てのフィルターを活用する
市販されている使い捨てのプレフィルターを
活用する方法もあります。
ほこりを捕らえるパネルの上に
使い捨てフィルターを貼っておけば、
定期的に取り換えるだけで
お手入れを済ませられます。
ただし、
使い捨てフィルターを貼りつけたことで、
空気の吸い込み量が減る、
本来の性能を発揮しないなど、
空気清浄機の性能自体が落ちてしまう恐れも
あるため、使用する際は注意が必要です。
給水タンクの水を毎日入れ替える
加湿機能付きの空気清浄機の場合は、
給水タンク内の水を毎日新しいものに
入れ替えることが重要です。
タンク内に水を入れっぱなしにしておくと、
カビや雑菌が繁殖しやすくなります。
嫌なにおいが発生したり、
健康被害につながったりする恐れもあるため、
注意が必要です。
加湿機能を使わない時は、
水を抜いておきましょう。
また、ミネラルウォーターではなく、
水道水を使うこともポイントです。
ミネラルウォーターを入れると、
カビや雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

05 | 空気清浄機をこまめな掃除してきれいな空気を保とう
空気清浄機は、室内の空気をきれいにしてくれる
便利な家電です。
とはいえ、本体が汚れていては
本来の性能を発揮できません。
性能を生かすには、定期的に掃除を行い
清潔な状態を保つことが大切です。
空気がきれいなお部屋を作るために、
定期的に空気清浄機のお手入れを行いましょう。
フィルターだけでなく、グリルや羽根を外して
細かな部分もお手入れできるモデルを選ぶと、
きれいな空気をお部屋全体に
届けやすくなります。
気になる方は、個人で掃除できる
範囲が広い空気清浄機を用意することも
ポイントです。
空気清浄機のお手入れ方法は、
機種ごとに大きく異なります。
詳細は製品付属の取扱説明書でご確認ください。
お手入れが簡単な空気清浄機を探している方は、
リズムの空気清浄機を使用してみては
いかがでしょうか。

更新 2025.10.16
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